そろそろ梅雨

毎年、6月中旬には、梅雨がやってきますが、今年は少し早いようです。
 梅雨は、旧暦で言うと5月になり、 五月雨は、この時期の雨をさします。
で、時期に、なんで雨が降り続くのでしょうか?
それは東南アジアで見られる気象状況で、大陸の冷たい高気圧と、太平洋の暖かい空気がぶつかり、大気の状態が不安定になって、そこで発生した梅雨前線が停滞するからです。雨の日でも、蒸し暑い日と涼しい日があるのは、このふたつの気圧のせいです。また入梅とは雑節のひとつで「雑節」は季節の移り変わりをあらわしたもので、農作業に深く関わっているとの事。雑節には、「節分」、「お彼岸」、「八十八夜」、「入梅」、「半夏生」、「土用」、「二百十日」、「二百二十日」などがあり、「入梅」は、この「雑節」のひとつで、暦の上ではこの日から「梅雨」に入り、
雨ばかりの天気で気分も沈みがちですが、田植えをする農家にとっては恵みの雨となります。。今はほとんど見なくなった雨の日に吊るされていた、てるてる坊主くんですが、実はもともとは女の子がモデル?その由来は、中国の「掃晴娘」と呼ばれる、女の子のお話が由来だと言われ、手に持った箒で雲を払い、晴れの気を呼ぶとされてます。
 この「掃晴娘」を元にして、白い紙で作った頭に赤い服を着て、箒を持った、女の子の人形を軒下に吊るし、晴れを祈る風習があり、これが日本に渡り、僧侶などが日乞いをしていたために女の子から男性の姿に変化し、これが、「照る照る法師(ぼうし)」、「照る照る坊主(ぼうず)」、などと呼ばれるようになったようです。この時期は湿気等に体調を悪くしたり、カビが発生したすくなったりですので、強い抗菌力を持ち、疲労回復に効果があるクエン酸をたくさん含んだ梅干し
を食べて梅雨を乗り切っちゃいましょう!!

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